FCバルセロナのアルトゥーロ・ビダルは、他の選手たちと同じか、あるいは似たような奇妙な状況の中でジョアン・ガンペール・ス…
FCバルセロナのアルトゥーロ・ビダルは、他の選手たちと同じか、あるいは似たような奇妙な状況の中でジョアン・ガンペール・スポーツ・シティでプレシーズンをスタートさせる。
今季のロナンド・クーマン新監督の構想に入っていないチリ人MFは、問題ばかりが山積みになったバイエルン・ミュンヘン戦の大敗についてダニエル・ハビフ氏のYoutubeで話した。
「決勝に出られなかったのは非常に痛かったし、どうなってしまったのか。試合前、これから起こる可能性に多くの期待を持っていたが、その先は、なかったことにしたいくらいの散々なもので、チームが見せたプレーは良いものではなかった」
「彼ら(バイエルン)はトップレベルのチームにすらないことをしてきたが、結局は、整理されたチーム、勝利のメンタリティを持ったチーム、フィジカル的に準備された選手、そして非常に強力なプレーシステムを持っていた。我々はそういったチームと対戦したときに上手くいかなくなる」とビダルは語っている。
さらに、クラブとして変わらないといけないとアルトゥーロは主張した。
「これは明らかに選手だけの問題ではなく、物事が正しく行われていないというよりも、もっと大きな何かがある。クラブはベストな方法で改善して行かなければならない。しかし、簡単にはいかない、大物が出てくるわけでもないが、状況は変わっていく。バルセロナはまず、サッカーで多くの進化を遂げたという考え方を変えなければならない、すでにDNAは取り残され、他のチームは地の底から改善している」
「バルセロナは多くのことを変えなければならない。世界一だと思っているチームにプロが13人しかいなくて、残りが青年では勝てない。チームに値しないとかではなく、このチームで誰がより良いのか、誰がプレーするのか、より競争する必要がある。どのチームにも23人の選手がいて、ポジション争いをして、成長して、毎日良くなっていくものだ。成長していないということは、自分(バルサ)のDNAがあれば必ず勝てると思っているからだ。これは間違っている。非常に良い選手がいる、我々にはナンバーワンのメッシがいるが、彼には助けが必要だ、チームを改善してより良い結果を出す選手が必要だ」
多くの課題と向き合いながらバルサの2020-2021シーズンがスタートする。