ニトリレディス最終日 女子ゴルフの今季国内ツアー3戦目のニトリレディス最終日が30日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)にて無観客で行われた。単独首位で出たツアー通算1勝の19歳新人・笹生優花(ICTSI)が通算13アンダーで2戦…
ニトリレディス最終日
女子ゴルフの今季国内ツアー3戦目のニトリレディス最終日が30日、北海道・小樽CC(6695ヤード、パー72)にて無観客で行われた。単独首位で出たツアー通算1勝の19歳新人・笹生優花(ICTSI)が通算13アンダーで2戦連続優勝。首位と1打差の2位で出たツアー通算1勝の小祝さくら(ニトリ)は11アンダーで2打差の2位に終わり、地元・北海道のホステス大会で昨年7月以来の2勝目を逃した。
悪天候により、決勝ラウンドの人数を減らすセカンドカットが実施され、当初の62人から1アンダー27位タイまでの34人で争われた。最終組は2時間半遅れの午後0時半にスタート。雨が降り続ける中、1998年度生まれの黄金世代・小祝が21世紀生まれの笹生との白熱した優勝争いで競り負けた。
所属先の大会で北海道は地元でもある。オンラインでの会見では「結果は2打差だったが、チャンスがあった中で決められなかったのが悔しい。悔しいけど、地元で2位なのはよかった。次は優勝目指して頑張りたい」と語った。飛ぶ鳥を落とす勢いの笹生について「優花ちゃんは本当に凄くいいプレーで、ショットもよくてパターも入っていた。そういう点も、自分もああいうふうになれたらなっていう印象で見ていました」と脱帽した。
2戦連続Vの笹生は力強いショットや完成度の高いゴルフなどから“女ウッズ”の異名がついた。小祝は「球が高くて本当に振り切りが良いのでヘッドスピードが速い。林に入れたとしても、ショットが凄くいいというイメージ。3つ年下だけど、本当に強い選手。プレッシャーにも負けずいいプレーをしていた。凄い強い選手というイメージです。実力的には優花ちゃんの方が全然上。自分はまだまだだと思う」と勝者を称えた。(THE ANSWER編集部)