名手ラームがマーカーを置く前にボールを拾うミス 米男子ゴルフツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」は29日(日本時間30日)、3日目が行われ、松山英樹(レクサス)が首位タイに浮上した。一方で注目を集めている珍場面も。この日のベスト…
名手ラームがマーカーを置く前にボールを拾うミス
米男子ゴルフツアーのプレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」は29日(日本時間30日)、3日目が行われ、松山英樹(レクサス)が首位タイに浮上した。一方で注目を集めている珍場面も。この日のベストスコア66をマークし、3打差6位まで追い上げたのは元世界1位(現在2位)のジョン・ラーム(スペイン)だったが、5番ホールのグリーン上でマークを忘れてボールを拾い上げてしまい1罰打を受けた。うっかりミスのシーンをPGAツアーが動画付きで公開。米ファンの笑いを誘っている。
弘法にも筆の誤り。名手がまさかのうっかりミスだ。5番ホール。第2打でピン手前13メートルに乗せたラーム。グリーンに上がると、流れるような動作でボールを拾い上げてしまった。だがすぐに異変に気付く。マーカーを置き忘れていたのだ。
まさかのミスによる1罰打を受け入れるしかないラーム。続く4打目となったパットは1メートルほどショート。ボギーパットは沈めたが、結果的にこの日唯一のボギーとなった。
PGAツアー公式インスタグラムは「5番ホールでマークを忘れて拾い上げたために、ジョン・ラームに罰打」のタイトルで決定的瞬間を動画付きで脚光。3枚目の画像では本人の「ゴルフではこういうこともある。このせいで負けとならないことだけ祈る」というコメントも紹介している。
この投稿に米ファンからは「ほんと厳しいけど、最後のコメントがいいね」「ギャグですか?」「これは間抜け」「アホらしいルール」「自分もこれやったことある」「人間だからミスもあるさ」「言葉を失った」「ゴルフあるある」などと様々な反響のコメントが書き込まれていた。
ラームは立て直してこの後、3つのバーディーを重ねるのだからさすが。最終日、松山の強力なライバルの1人になりそうだ。(THE ANSWER編集部)