バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)がプレシーズン始動に際した新型コロナウイルス検査の受検を拒否した…
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(33)がプレシーズン始動に際した新型コロナウイルス検査の受検を拒否した模様だ。
12年ぶりの無冠に終わった昨季からの巻き返しを目指して、新シーズンからロナルド・クーマン新体制を発足したバルセロナは31日からプレシーズンを開始。チームは前日30日に所属選手のPCR検査を予定している。
しかし、カタルーニャ『RAC1』の報道を引用する形で取り上げたスペイン『マルカ』によると、25日にブロファックス(スペインの内容証明郵便)で退団の意思を通達したメッシは検査不参加の意向を知らせたという。
通常どおりトレーニングに戻ってくることを期待したバルセロナ側はエースの姿勢に驚いている様子。しかし、メッシは上述のとおり、バルセロナに退団の意思を示した今、もはやクラブの一員だと感じていないようだ。
とはいえ、バルセロナ側にそんな認識はなく、2021年まで契約が残っている上、6月10日が期日だった一方的に契約を解消できる条項の無効性も主張。違約金7億ユーロ(約8億7000万円)が支払われない限り、移籍を認めない方針とみられる。