昨夏、エデン・アザールはレアル・マドリーにとって、最も重要な契約を結んだ選手だった。しかし、このベルギー人選手は、チェル…
昨夏、エデン・アザールはレアル・マドリーにとって、最も重要な契約を結んだ選手だった。しかし、このベルギー人選手は、チェルシーからの大金の移籍に伴う高額な期待に応えられていない。
2020/2021シーズンは怪我で苦しんだ元チェルシーのアタッカーは「2シーズン目で判断したい」と以前語っていた。
気になるのはマドリーに加入した選手が2シーズン目にどのような活躍をしたかだ。フロレンティーノ・ペレス会長が獲得した選手の2年目は以下の通りとなっていた。
■クリスティアーノ・ロナウド
ジョゼ・モウリーニョ監督の下、元マンチェスター・ユナイテッドのFWは、2シーズン目では、54試合に出場して53ゴールを記録している。そのうちの1つは、コパ・デル・レイ決勝のFCバルセロナ戦での延長戦でのゴールだった。
■カカ
彼の2シーズン目は、1年目よりもさらに残念な結果となった。元ACミランのアタッカーは怪我の影響で、すべての大会でわずか20試合の出場にとどまった。
■カリム・ベンゼマ
モウリーニョは2010年12月、「犬とともに狩りに行けないならば、猫とともに狩りに出なければならない」と述べ、ベンゼマに前線での活躍を促した。このフランス人選手はそれに応え、2年目のシーズンで26ゴールを記録した。
■ガレス・ベイル
最初のシーズンにコパ・デル・レイとチャンピオンズリーグの決勝で決定的なゴールを決めた後、2年目のシーズンも同じようなレベルを維持していた。48試合に出場して17ゴールを記録したが、その時点ですでにケガの影が迫っていた。
■ルイス・フィーゴ
バルセロナから禁断の移籍を行ったポルトガル人は、レアル・マドリーでの2シーズン目で、その価値を証明した。ゴール数は前シーズンの14ゴールから11ゴールに減ったが、ビセンテ・デル・ボスケのチャンピオンズリーグ優勝に貢献した。
■ジネディーヌ・ジダン
レアル・マドリードの歴史に名を残すようになったのは、彼が在籍して2年目のことだった。2001/02年の12ゴールのうちの1つは、チャンピオンズリーグ決勝のバイエル・レバークーゼン戦での見事なボレーだった。
■ロナウド・ナザリオ
このブラジル人は、最初のシーズンに30ゴールを記録し、その次のシーズンには31ゴールを記録した。シーズン終盤の、ゴール前での彼の活躍は、リーガ優勝に貢献するものだった。
■デビッド・ベッカム
マンチェスター・ユナイテッドからの移籍後、好調なスタートを切ったベッカムだったが、カルロス・ケイロス監督の下でシーズン終了後、チームは道半ばに下降していった。
ベッカムがエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウに移籍して2年目のシーズン、クラブは3人の監督を交代。トロフィーを獲得することはなかった。
■マイケル・オーウェン
元リバプールのストライカーは、最初のシーズンに45試合16ゴールを記録したにもかかわらず、スペインでの生活に適応することができなかった。
その後、1シーズンでニューカッスルに移籍したため、2シーズン目をプレーすることはなかった。