29日、「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月29日/ハードコート)女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界59位ビクトリア・ア…

29日、「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月29日/ハードコート)女子シングルス決勝で、第4シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界59位ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。両者の決勝は第1試合で、日本時間24時に開始予定。【動画】大坂なおみも困惑。まさかの幕切れとなったマッチポイント【ドロー表】「ウェスタン&サザン・オープン」女子シングルス

両者の過去対戦成績は大坂の2勝1敗。最後に対戦した2019年「全仏オープン」では、大坂が逆転勝利している。

今シーズン初の決勝進出を果たした大坂。今大会準決勝では、第14シードのエリース・メルテンス(ベルギー)をストレートで破った。

一方、決勝の相手である31歳のアザレンカは、グランドスラム2度優勝、キャリア通算20個のタイトルを持つ元世界1位。「ウェスタン&サザン・オープン」では2013年に優勝している。

WTA(女子テニス協会)公式サイトによると、そんなアザレンカとの決勝について大坂は「私にとってはビカ(アザレンカの愛称)とここでプレーできるなんて本当にクールです」「去年の"全仏オープン"で彼女と対戦しましたが、おそらく彼女の最高のサーフェスはハードコートだと思いますし私が最も得意なのもハードコートです」「とても楽しみな試合です」と意気込みを話した。

大坂がこの前哨戦で優勝を果たし、「全米オープン」へ向けて勢いに乗ることが期待される。

そして、男子の「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」シングルス決勝では、第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が世界30位ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)と対戦する。

両者は過去10回対戦し、すべてジョコビッチが勝利している。

準決勝では、第8シードのロベルト・バウティスタ アグート(スペイン)との3時間の熱戦を制したジョコビッチ。試合中、メディカルタイムアウトを取って首のマッサージを受けたり、辛そうな表情を見せたりする場面もあり、身体の状態が気になるところだ。

一方のラオニッチは、準決勝で第4シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を破っての勝ち上がり。マスターズ1000において自身4度目の決勝となる。

今シーズン負け無しのジョコビッチがさらに勝利を重ね、35個目のマスターズ1000タイトルを獲得するか。それともラオニッチがジョコビッチから初勝利を挙げ、自身初のマスターズ1000優勝を果たすか。

両者の決勝は女子シングルス決勝の後、日本時間30日2時以降に開始予定だ。

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【8月29日の注目ドロー】

◆「ウェスタン&サザン・オープン」

女子シングルス決勝

[4/WC]大坂なおみ(日本/日清食品)対 ビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)

女子ダブルス決勝

[3]クベタ・ペシュク(チェコ)/デミ・シヒュース(オランダ)対 [2]ニコール・メリチャー(アメリカ)/シュー・イーファン(中国)

◆「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」

男子シングルス決勝

[1]ノバク・ジョコビッチ(セルビア)対 ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)

男子ダブルス決勝

ジェイミー・マレー(イギリス)/ニール・スクプスキー(イギリス)対 パブロ・カレーニョ ブスタ (スペイン)/アレックス・デミノー(オーストラリア)

(テニスデイリー編集部)

※写真は大坂なおみ(左)とアザレンカ(右)

(Getty Images)