2009年「全米オープン」の覇者であるフアン マルティン・デル ポトロが、過去2年間で3度目となる右膝の手術を受けた。米スポーツメディアESPNが報じた。【動画】2009年デルポトロが全米オー…

2009年「全米オープン」の覇者であるフアン マルティン・デル ポトロが、過去2年間で3度目となる右膝の手術を受けた。米スポーツメディアESPNが報じた。【動画】2009年デルポトロが全米オープン制覇した瞬間デル ポトロのマネジメントチームのツイートによれば、デル ポトロはここ数ヶ月、コートに出て膝の調子を確認していたが、痛みはおさまらなかったそうだ。

デル ポトロが最初に膝を痛めたのは2018年10月の「ATP1000 上海」でのことだった。その後、手術を受けて復帰したが、2019年6月の「ATP500 ロンドン」での試合中に芝コートで滑って転び、再度同じ膝を骨折して手術を受けた。

錦織圭(日本/日清食品)の同世代ライバルの一人であるデル ポトロは、2009年、20歳の時に「全米オープン」決勝でロジャー・フェデラー(スイス)を破ってグランドスラム初優勝。その後も華々しい活躍を期待されていたが、次々に怪我に見舞われた。

まず右手首を痛めて手術を受け、その後左手首を痛めてこちらは3度の手術を受けた。それらから回復すると、2018年「全米オープン」では決勝に進出。ノバク・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて惜しくも準優勝だった。

デル ポトロが右膝を骨折したのはそのわずか1ヶ月後のことだった。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「全米オープン」でのデル ポトロ

(Photo by Mohammed Elshamy/Anadolu Agency/Getty Images)