FCバルセロナの会長ジョゼップ・マリア・バルトメウは、レオ・メッシと契約延長以外について話し合う気はなく、バルサ退団につ…

FCバルセロナの会長ジョゼップ・マリア・バルトメウは、レオ・メッシと契約延長以外について話し合う気はなく、バルサ退団について話し合う気は毛頭ないようである。
クラブは、新指揮官ロナルド・クーマンのもとで8月30日からスタートする新プロジェクトにおいてメッシが必要だと考えており、リーダーとしてそれを牽引して欲しいと考えている。むしろ、メッシ抜きではクラブの今後は考えられないと思っている。
バルサの見解では、2020年6月10日にフリーで移籍できる条項の期日が過ぎているため、メッシの契約は、2021年6月30日までとなっている。そして、法的根拠に基づいて、移籍金7億ユーロ(約877億円)の効力があるとしており、メッシが今もバルサの一員と考えている。そのため、会長バルトメウ、テクニカルセクレタリオを務めるラモン・プラネス、監督クーマンのここ数日での発言の通り、再建が必要となっているチームの1人として構想に入れている。
なお、会長バルトメウは、バルサファンが自身の辞任を求めていることを把握しているものの、メッシが移籍を望む理由が会長バルトメウだと公言しない限り辞任する気はないようである。現在、クラブは、すでに6月に話し合いを行っていた契約延長について交渉を進めようとしている。
バルサのメッシ残留を主張するこれらの動きは、状況を好転させ、メッシを説得して残留させたいと言う姿勢であり、メッシの“Burofax(法的証拠となる手紙)”によって契約交渉に動きが出ている。メッシのバルサ残留がバルサに関係する人々にとっては、最良であるのは間違いない。