サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出される…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、ボローニャのイタリア代表FWリッカルド・オルソリーニが決めたフリーキックだ。

2017年1月にアスコリからユベントスに加入した右ウインガーのレフティーは、2018年夏にボローニャへ買い取りOP付きのレンタル移籍で加入。2019年夏に買い取りOPが実行されると、2019-20シーズンは日本代表DF冨安健洋と右サイドでコンビを組んでいる。

イタリア期待の若手の1人であるオルソリーニだが、2019年4月4日に行われたセリエA第30節のアタランタ戦では見事なFKを決めている。

アタランタに4-0とリードを許して迎えた54分、ボローニャは敵陣右サイド、タッチライン際でFKを獲得。クロスを合わせるのが定石の中、オルソリーニは直接ゴールを狙うと、ボールはゴール右上へ。相手GKが懸命に触れるも、ゴールネットを揺らした。

なお、試合はそのまま4-1で大敗を喫している。