白血病で長期休養していた競泳女子の池江璃花子が29日、東京都特別大会(東京辰巳国際水泳場)に出場し、594日ぶりの復帰を果たした。女子50メートル自由形5組に出場した池江は、3レーンからスタート。全盛期を彷彿とさせる力強い泳ぎでレースを展開…

白血病で長期休養していた競泳女子の池江璃花子が29日、東京都特別大会(東京辰巳国際水泳場)に出場し、594日ぶりの復帰を果たした。

女子50メートル自由形5組に出場した池江は、3レーンからスタート。全盛期を彷彿とさせる力強い泳ぎでレースを展開し、26秒32の1着でフィニッシュした。目標としていたインカレの参加標準記録26秒86を切り、復活レース初戦を弾みのつく形で飾った。

池江は、昨年2月に白血病と診断されたことを公表。そこからの10ヶ月は入院とリハビリの日々を過ごし、今年3月にプール練習を再開していた。