現地26日の「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月29日/ハードコート)。この大会および31日開幕の「全米オープン」は、新型コロナウイルスの対策のため無観客での開催だが、試合中に意外で可愛い観客が迷い込ん…

現地26日の「ウェスタン&サザン・オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月29日/ハードコート)。この大会および31日開幕の「全米オープン」は、新型コロナウイルスの対策のため無観客での開催だが、試合中に意外で可愛い観客が迷い込んだ。【実際の動画】迷い込んだ可愛い観客。自分の席を探す?【実際の写真】迷い込んだ可愛い観客。ちゃっかり着席?

その意外な観客とはアライグマ。男子シングルス準々決勝のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)対フィリップ・クライノビッチ(セルビア)の試合中に、スタジアムの観客席に迷い込んだ。

Tennis TVがその様子をInstagramで紹介。アライグマは、まるで自分の席がどこか探している一般客のようだ。この動画には「彼はマスクをしていない。入っちゃいけないよ」といった冗談めいたコメントや、当然マスクをしていないことを踏まえて「これが平均的なニューヨーカーだよ」といった皮肉めいたコメントが寄せられている。

ちなみにアライグマが迷い込んだのはこの日だけではない。前日もスタジアムに迷い込み、まるで自分の席を見つけてちゃっかり着席したような写真も撮られていた。

同大会は男女シングルスともに準々決勝まで終了。現地27日には準決勝が行われる予定だったが、アメリカで起こった警官による黒人男性への発砲事件を受け、抗議のため1日延期となった。準決勝は現地28日に行われる予定。

(テニスデイリー編集部)

※写真は無観客で開催中の「ウェスタン&サザン・オープン」の様子

(Photo by Al Bello/Getty Images)