サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出される…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、バイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキが決めたフリーキックだ。

レヴァンドフスキは、2019-20シーズンのCLで7試合に出場し13ゴールを記録。ブンデスリーガでは31試合で34ゴールを記録し、DFBポカールでも5試合で6ゴールを記録。44試合で53ゴールを奪っている。

圧巻の成績を残すレヴァンドフスキだが、2019年8月24日に行われたブンデスリーガ第2節のシャルケ戦では、直接FKからもゴールを挙げている。

レヴァンドフスキのゴールで1-0とリードして迎えた50分、バイエルンはゴールほぼ正面の位置でFKのチャンスを獲得する。こちらもFKの名手であるDFダビド・アラバとともにボールを囲むと、レヴァンドフスキが短めの助走から右足を振り抜いた。

丁寧にコントロールされたシュートは、GKから逃げるようにカーブし、綺麗な弧を描いてゴール左隅へ吸い込まれた。

レヴァンドフスキは75分にもゴールをゲット。難なくハットトリックを達成している。