26日にチェルシー加入が発表されたイングランド代表DFベン・チルウェルが初めてのインタビューに答えた。クラブ公式が伝えて…

26日にチェルシー加入が発表されたイングランド代表DFベン・チルウェルが初めてのインタビューに答えた。クラブ公式が伝えている。

長らく続いていたレスター・シティとの交渉がまとまり、推定移籍金5000万ポンド(約70億円)、週給19万ポンド(約26億6000万円)で5年契約を結んだチルウェル。課題とされていた左サイドバックに、この上ない人材を確保した。

チェルシー加入に際して、入団後初めてのインタビューに答えたチルウェルは、成長著しいチームに加われること、そしてそれを担うフランク・ランパード監督の下でプレー出来ることを楽しみだと語った。

「非常にエキサイティングな時期にチェルシーに加入できたことを嬉しく思っているよ。フランク・ランパード監督率いる若くてダイナミックなチームの一員として、来シーズンの栄誉に挑めることが楽しみだよ」

「誰だってビッグクラブでプレーしたいと思うものだ。僕も例外じゃない。だけど、フランクと話をしてみて、その気持ちはより大きくなった。このクラブでプレーしたいと強く思えたんだ」

「彼は僕に大きな自信を持たせてくれた。彼が望むスタイルに僕がどうのようにフィットするのか真摯に説明してくれてね。何でも話し合える本当に素晴らしい人間だと感じたよ。監督との関係性や信頼性は大切なものだ。彼は若手の起用に熱心になっているね」

「フランクが監督になってからの試合を見てきたけど、彼は若手であっても調子が良ければ使ってくれるんだ。それに彼と話をしただけで、ここに来られて本当に興奮しているよ。スタートが待ち切れないよ」

「彼はシステムについても教えてくれたし、もちろん僕もシーズン中にチェルシーの試合を見ていたから何を求められているのかは知っているよ。監督がチームを組む方法は僕にとって完璧で、スタイルにぴったりだと思う。このクラブで何年もいられることを願っている」

加入前には様々な憶測が飛び交っていたチルウェルだが、全く耳を貸さないようにしていたと語る。

「噂には耳を傾けないようにしていたよ。その時はレスターに完全に集中していたからね」

「上のレベルで自分を試すことは前から望んでいたことだ。だけどレスターの選手でいる間は、僕の神経はレスターに注がれていた」

「難しい決断だったことは認めるよ。あそこにはたくさんの友達がいるし、11歳か12歳の時に加入してホームのように感じていた場所だからね。だからそういった点ではタフだったけど、キャリアに目を向けた時、チェルシーがいかに素晴らしいクラブであるかということだけを考えれば、難しい決断ではなかった」

「チェルシーに来た時も、ユースで対戦した時も若いながらにこのクラブがかなり巨大だと感じていた。チェルシーでプレーすることも敵として対戦することも気が遠くなるようだった。だからこんなエリートクラブの一員になれて本当に興奮しているよ。待ち切れないね」