頻発するストライクボールの“誤審”に米ファンは厳しい視線 頻発している米大リーグでの球審の“誤審”問題。26日(日本時間27日)のナショナルズ―フィリーズ戦でもボールに見える球をストライクとジャッジされる判定が波紋を呼んでいる。米国の名物セ…

頻発するストライクボールの“誤審”に米ファンは厳しい視線

 頻発している米大リーグでの球審の“誤審”問題。26日(日本時間27日)のナショナルズ―フィリーズ戦でもボールに見える球をストライクとジャッジされる判定が波紋を呼んでいる。米国の名物セレブが実際の映像を投稿すると、米ファンからは「ロボットアンパイアがマストだ」などとブーイングの声が上がっている。

 問題の1球は5回2死一塁の場面だ。フィリーズ右腕ノラが、ナショナルズの2番打者イートンを2ストライクと追い込んでの3球目。高めに浮きあがるような92マイル(約148キロ)はストライクゾーンを外れた……ように見えた。イートンは見送ったが、審判はまさかのストライクのコール。見逃し三振だ。

 ボールを確信していたのか、ストライク判定に思わずバットを落としてしまうイートン。ベンチに戻っても、信じられないといった表情で笑うしかないようだ。

 メジャーリーガーや米メディアから多数フォローされ、「ピッチングニンジャ」の愛称で知られる名物セレブのロブ・フリードマン氏は「アーロン・ノラ、速球は高く上昇する軌道を描いたが」と記して実際の映像を投稿。明らかに高めに外れているように見えるだけに、米ファンからは「ロボットアンパイアがマストだろうね」「あれはボール。でも、望んだ判定は得られないだろう」「球審は試合中ずっとゴミだった」などと辛辣な声が上がっている。

 エンゼルスの大谷翔平投手も25日(日本時間26日)のアストロズ戦で外角低めの球を見送るも、ストライク判定となり、抗議したジョー・マドン監督が退場に。米ファンからは批判が殺到していた。(THE ANSWER編集部)