バイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏がオーストリア代表DFダビド・アラバ(28)の…

バイエルンの最高経営責任者(CEO)を務めるカール=ハインツ・ルンメニゲ氏がオーストリア代表DFダビド・アラバ(28)の去就について言及した。ドイツ『ビルト』が伝えている。

2011年にバイエルンでファーストチームデビュー以降、主力に君臨し、数多くのタイトル獲得に貢献してきたアラバ。2019−20シーズンは3冠に貢献したが、2021年夏に失効する契約を巡る延長交渉に進展がなく、今夏の退団説が危惧されている。

しかし、ルンメニゲCEOはチャンピオンズリーグ(CL)優勝決定後にアラバの代理人と話をしたとコメント。契約のことではなかったとしたが、アラバがチームを去る可能性は低いと考えているようだ。

「我々は、ポルトガルで彼の代理人と別の会話をした。基本的に良い話だった。23日に彼に会ったが、彼は見たことがないほど幸せそうだった」

「世界で最高の選択肢がありながら、ダビドがバイエルンを去りたいと思っているとは思えない」

「我々は彼を残留させることにとても集中しているし、彼もバイエルンで快適に過ごせると思う」

また、バイエルンのウリ・ヘーネス元会長はアラバと会話をしたとのこと。夢が叶い、自身の将来を考えて欲しいと伝えたことを明かしたとドイツ『TZ』が伝えている。

「ダビドはいつもチャンピオンズリーグで優勝するクラブを望んでいた。そして、今それを手に入れた。「だから慎重に考えて欲しい」と耳元で囁いたよ」

「私は彼が残留すると信じている」

ユーティリティさだけでなく、今シーズンはセンターバックとして新境地を開いているアラバ。退団となればバイエルンにとっては大きな痛手となるが、どのような結末を迎えるだろうか。