卓球のTリーグから、9月14日に控えたリモートマッチ(無観客試合)「2020 JAPANオールスタードリームマッチ」の試合形式と対戦ルールが26日に発表され、日本代表の男子と女子が対戦することがわかった。 公式戦ではお目にかかれない"夢の…

 卓球のTリーグから、9月14日に控えたリモートマッチ(無観客試合)「2020 JAPANオールスタードリームマッチ」の試合形式と対戦ルールが26日に発表され、日本代表の男子と女子が対戦することがわかった。



 公式戦ではお目にかかれない"夢の競演"はまさにドリームマッチにふさわしく、試合形式もルールも異例の変則づくめだ。

 試合は1部と2部で構成され、第1部では来年に延期された世界卓球2020韓国(団体戦)<2021年2月28日~3月7日/釜山>の代表選手による「日本代表選抜 vs Tリーグ代表選抜」が激突。11ポイント先取1ゲームマッチの男子シングルス5試合と女子シングルス4試合が行われる。

 その際、日本代表選抜は男子5人と女子3人、Tリーグ代表選抜は男女各4人で人数が合わないため、男子はTリーグ代表選抜のうち1人が2回出場、女子は日本代表選抜のうち1人が2回出場する。

 注目のオーダーは当日発表。デュース、タイムアウト、チェンジコートは採用されない。

 そして、第2部が前代未聞の「日本代表男子 vs 日本代表女子」だ。こちらは11ポイント先取4ゲームマッチのシングルスで行われるが、1失点するたびに選手が交代し勝者が勝ち残るサバイバル変則ルールが採用された。

 もちろん女子には1ゲーム目に4ポイントのハンデやサーブ権が与えられるが、結果次第でハンデの変更もあるという。この4ポイントが結果にどう影響するかが見ものだ。なお、ゲームカウント2-2の場合は両チームの代表選手による1本勝負で決着する。

8月30日に期限を迎える同大会のクラウドファンディングも支援目標額300万円を大きく上回る1,000万円超えを果たし、開催を待ち焦がれる卓球ファンの期待の大きさがあらわれている。勝つのは男子か女子か!? 日本代表かTリーグ代表か!?

盛り上がること必至のドリームマッチはBSテレ東で中継。YouTubeのテレビ東京卓球チャンネルでも無料配信される。


写真:森田直樹/アフロスポーツ

<出場選手 8/26現在>
●日本代表選抜男子
張本智和(木下グループ)
水谷隼(木下グループ)
丹羽孝希(スヴェンソン)
森薗政崇(BOBSON)
宇田幸矢(明治大学)

●Tリーグ代表選抜男子
神巧也(T.T彩たま)
及川瑞基(木下マイスター東京)
田添響(岡山リベッツ)
戸上隼輔(琉球アスティーダ)

●日本代表選抜女子
石川佳純(全農)
平野美宇(日本生命)
早田ひな(日本生命)

●Tリーグ代表選抜女子
木原美悠(木下アビエル神奈川)
出澤杏佳(トップおとめピンポンズ名古屋)
森さくら(日本生命レッドエルフ)
加藤美優(日本ペイントマレッツ)