「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)の大会4日目。男子シングルス3回戦で、世界39位のライリー・オペルカ(アメリカ)が…

「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)の大会4日目。男子シングルス3回戦で、世界39位のライリー・オペルカ(アメリカ)が第6シードのマッテオ・ベレッティーニ(イタリア)と対戦。オペルカが6-3、7-6(4)で勝利し、準々決勝へ進出した。そのマッチポイントは、まさにノックアウトに相応しいプレーだった。【実際の動画】身長211cmからの強烈サーブでノックアウト!?【ドロー表】ATP1000 ウェスタン&サザン・オープン

オペルカはATP(男子プロテニス協会)のプロフィールによると身長211cm、体重102kgの巨体の持ち主で、その身体を生かしたビッグサーブが特長。

そのビッグサーブはこの試合でも遺憾なく発揮され、2セットで19本ものサービスエースを量産。ファーストサーブポイント獲得率は脅威の94%を記録し、ベレッティーニに1本もブレークポイントを握らせなかった。

そしてこの試合のマッチポイントの場面をTennis TVがInstagramで紹介。オペルカの強烈なボディサーブに対し、ベレッティーニはフォアハンドとバックハンドのどちらでリターンしようか迷ってしまう。そうこうしているうちに高速のボールがベレッティーニの右肩にぶつかり、ゲームセット。ベレッティーニは手をついてこけてしまった。

Tennis TVはこの場面について「ノックアウトブローの定義... これが試合の締めくくり方だ」と綴っている。

オペルカはこの勝利で、マスターズ1000では自身初となるベスト8へ進出した。

(テニスデイリー編集部)

※写真は7月のエキシビションマッチでのオペルカ

(Photo by Carmen Mandato/Getty Images)