新型コロナウイルスの検査で陽性となっていた錦織圭(日本/日清食品)が、現地26日に自身のアプリを更新。最新の検査で陰性となったが、準備が整っていないことを理由に、8月31日開幕の「全米オープン…

新型コロナウイルスの検査で陽性となっていた錦織圭(日本/日清食品)が、現地26日に自身のアプリを更新。最新の検査で陰性となったが、準備が整っていないことを理由に、8月31日開幕の「全米オープン」を欠場することを発表した。【実際の動画】陽性が発覚する前日の、錦織の練習の様子【関連記事】錦織の新型コロナ陽性を海外も多数報道。全米OPへの見解は?

錦織は英語で以下のようにコメント。

「新型コロナウイルスの検査で陰性となったことを発表でき嬉しく思います。明日からゆっくりと練習の予定を組みたいと思います」

「ただ、"全米オープン"を欠場することにしました。このような長い休みの後、準備が完全に整うまでは、長い5セットマッチで復帰するのは賢明ではないと感じています。"全米オープン"は大好きだし、素晴らしい思い出があるから残念です。クレーからスタートしようと思います。ありがとう」

錦織は今月16日に検査で陽性が発覚。21日にも再検査を受けたが陽性のままだった。通常のツアーは3セットマッチだが、グランドスラムは5セットマッチ。試合時間も3セットマッチと比べると長くなり、右肘の手術明け、そして病み上がりで調整不足の状態では負担が大きすぎると判断したことになる。

錦織が次に予定している大会は、「全米オープン」2週目と並行して開催される9月8日開幕の「ATP250 キッツビューエル」。その後も9月14日開幕の「ATP1000 ローマ」、9月21日開幕の「ATP500 ハンブルク」へエントリーしている。そして出場予定とされる「全仏オープン」は9月27日に開幕する。

休みなくクレー4大会にエントリーとなるため、実際にすべて出場するかは不明だが、怪我明けからの復活への思いがうかがえる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年の「UNIQLO LifeWear Day Tokyo」での錦織

(Photo by Jun Sato/WireImage)