サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにするこ…
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)
サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。
今回は、元イングランド代表FWケビン・フィリップス氏がクリスタル・パレス時代に決めたハットトリックだ。
1999-2000シーズンにサンダーランドでプレミアリーグ得点王、年間最優秀選手に輝き、イングランド代表でもプレーしたフィリップス氏は、2013年1月にブラックプールからのレンタルでクリスタル・パレスに加入。チームをプレミアリーグ復帰へと導いた。
2013年3月5日に行われたチャンピオンシップ(イングランド2部)第36節のハル・シティ戦では当時39歳ながらハットトリックを達成している。
昇格を争うチーム同士の一戦となったこの試合、前半アディショナルタイムに相手DFのハンドでPKを得ると、フィリップスが相手GKに触れられながらもゴールにねじ込む。
52分には右サイドを突破したFWウィルフリード・ザハの折り返しに右足で合わせると、波に乗ったフィリップスは直後の53分にもザハのパスを受け、ペナルティーアーク手前から右足を一閃。GKの頭上を越えるシュートがゴールネットに突き刺さった。
クリスタル・パレスの昇格に貢献したフィリップス氏は、シーズン後にクラブと1年契約を締結し、プレミアリーグでは史上3人目の40代フィールドプレーヤーとなった。