現地23日、「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)の大会2日目。男子シングルス2回戦で、第4シードの世界6位(ランキング…

現地23日、「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)の大会2日目。男子シングルス2回戦で、第4シードの世界6位(ランキングは3月16日付け)ステファノス・チチパス(ギリシャ)が、世界123位ケビン・アンダーソン(南アフリカ)に6-1、6-3で勝利した。試合時間は1時間9分。【写真】チチパス、噂の美女とのエーゲ海旅行を楽しむ【ドロー表】ATP1000ウェスタン&サザン・オープン

チチパスは今大会1回戦免除のため、この試合がツアー再開後の初戦に。一方のアンダーソンは、今大会プロテクトランキング(怪我により6ヶ月以上戦列を離れた選手に対するATPツアーの救済処置)での出場。1回戦で、約3時間のフルセット激闘を制して勝ち上がってきた。

今回で4度目となった両者の対戦。第1セット、チチパスは相手のセカンドサービスで75%の確率でポイントを獲得。アンダーソンにプレッシャーをかけて圧倒した。

そして第2セット、チチパスは自身のサービスゲームである第5ゲームで0-40とピンチを迎える。しかし、この3本のブレークポイントをしのぐと、その後1度ブレークに成功。初の同大会3回戦進出を決め、これでアンダーソンとの対戦成績は3勝1敗となった。

ATP(男子プロテニス協会)公式サイトによると、チチパスは試合後「とても攻撃的にサーブを打てたし、ストロークもアグレッシブにいけたことが大きな助けになったと思う。試合全体を通して、同じ調子を維持できたことがとても嬉しいよ」「第1セットは素晴らしいものだった。最高だったよ」と勝因を語った。

また、第2セットでピンチをしのいだ場面については「思い出せなかった。頭から消えてしまっていたよ」「あれは重要なゲームだったね。ブレークされないために集中し続けていた。僕の闘争心が発揮されたし、サービスポイントも素晴らしかったよ」と振り返った。

勝利したチチパスは次戦、第16シードの世界21位ジョン・イズナー(アメリカ)対世界43位ジョン・ミルマン(オーストラリア)の勝者と対戦する。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ドバイ」でのチチパス

(Photo by Tom Dulat/Getty Images)