バイエルンに7年ぶり6度目のビッグイヤーをもたらしたフランス代表FWキングスレイ・コマンだが、誰よりも複雑な感情を抱いて…

バイエルンに7年ぶり6度目のビッグイヤーをもたらしたフランス代表FWキングスレイ・コマンだが、誰よりも複雑な感情を抱いている。

バイエルンは23日、チャンピオンズリーグ(CL)決勝でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。ファイナルに相応しいハイレベルな攻防を繰り広げた中、後半序盤に均衡を破ったのが、コマンだった。

59分、右サイドを抜け出したFWセルジュ・ニャブリの折り返しをボックス内のMFトーマス・ミュラーが落とすと、ボックス右手前で受けたMFヨシュア・キミッヒのクロスをファーサイドのコマンが冷静に頭で流し込んだ。

その後、守護神マヌエル・ノイアーを中心に集中した守備で相手の反撃を撥ね返したバイエルンが、1-0のスコアで7年ぶり6度目のCL制覇を成し遂げた。

同試合後、フランス『RMC Sport』のフラッシュインタビューに応じたコマンは、キャリア初のCLのタイトルに喜びを見せながらも、下部組織に在籍しプロキャリアをスタートした愛する古巣の悲願達成を阻んだことを受け、悲しみを感じていることも認めている。

「本当に特別な感情だよ。もちろん、そこには多くの喜びの感情がある。だけど、それと同時にPSGに対する悲しみという感情もあるんだ。自分は100%、バイエルンのプレーヤーだと言ってきたけど、少し心が痛むよ」

「僕らは序盤からゲームをコントロールしようとしていたんだ。彼らは鋭いカウンターを仕掛けてきていたし、彼らが危険な存在であることは全員がわかっていた」

「PSGは僕らと同じようにスーパーな試合をしたと思う。だから、スーパーなファイナルだったと言えるよ」

なお、PSG、ユベントス、バイエルンとヨーロッパ屈指の名門を渡り歩いているコマンは、今回のCL制覇によって24歳にして20個目のタイトルを獲得することになった。