左中間へ特大の5号3ラン、米記者は打球方向に注目 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地の…

左中間へ特大の5号3ラン、米記者は打球方向に注目

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、敵地のアスレチックス戦で「5番・DH」で先発出場。3回には22打席ぶりの安打となる逆転の左中間への5号3ランを放つなどマルチ安打をマークした。これでメジャー移籍後は通算45本塁打としたが、米記者は大谷の本塁打の打球方向に注目。分布図を公開すると、米ファンからは「最も美しいスプレーチャートの1つだ」と反響が集まっている。

 久々に大谷のバットが火を噴いた。3回1死二、三塁。剛腕モンタスの高めに浮いた95.3マイル(約153.4キロ)を捉えた。高々と左中間方向へ舞い上がった打球は、長い滞空時間を経て中堅スタンドやや左に着弾。飛距離439フィート(約133.8メートル)は今季最長となる特大の一発だった。

 10試合ぶりの5号弾はメジャー通算45本目。これで日本人では歴代4位に浮上した。一方で本塁打の打球方向に注目しているのは、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のファビアン・アルダヤ記者だ。

 全45本塁打の打球分布図を公開。右翼から左翼まで全方向に満遍なく打球が飛んでいるが、逆方向へのものが半分よりも多い。特に際立つのはこの日のような中堅やや左への当たりだ。

美しい分布図に米ファン注目「あらゆる方向に打っている」

 同記者は「ショウヘイ・オオタニの反対方向への力強さは、自分にとって常に好奇心をそそるものだ。ジョー・マドン監督が何度も指摘してきているように、エンゼルスタジアムの岩はオオタニにとっての“相棒”といったところだろう。エンゼルスタジアムにポイントされた(本日分を含む)、オオタニのホームランの落下地点を見て欲しい」とツイート。本拠地のエンゼルスタジアムは中堅のやや左に岩が設置されており、その付近に打ち込むのは見慣れた光景になっていると指摘している。

 この分布図に米ファンからは「嘘ではない、これは最も美しいスプレーチャートの1つだ。全方向に打ち分けられる力強さは決して驚きではない」「あらゆる方向に打っている」などと注目が集まっていた。

 久々の一発が復調のきっかけとなるか。さらなる打棒爆発をファンは待っている。(THE ANSWER編集部)