男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATP1000)は22日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク30位のM・ラオニッチ(カナダ)が同45位のS・クエリー(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで下し、初戦突破を…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、ATP1000)は22日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク30位のM・ラオニッチ(カナダ)が同45位のS・クエリー(アメリカ)を6-4, 6-4のストレートで下し、初戦突破を果たした。
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この日、元世界ランク3位のラオニッチは19本のサービスエースを叩き込み、ファーストサービスが入った時に87パーセントの高い確率でポイントを獲得。クエリーに1度もブレークを許さず1時間15分で勝利した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトはラオニッチを特集。ラオニッチが最後に髪を切ったのは、約7カ月前の「オーストラリアの前だった」と明かした。
新型コロナウイルスによる感染症「COVID-19」は世界各地で様々な影響をもたらす中、ラオニッチは両親のことを心配していた。全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)後は母親に1日半しか会っておらず、父親とは今年1度も会っていない。
「髪は切っていない。本当に気をつけていた。自分のグループには約6人いる。自分のモチベーションは分かりやすくシンプル。それは両親」
W&Sオープンでラオニッチは用意されたホテルではなく、個人的に借りた家に滞在している。練習のあとはロッカールームに10分間だけシャワーを浴び、他の選手たちとも多くの時間を過ごしていない。
「これからも続けていこうと思っている。それがプログラムの1つだから。ここだけではなく全仏オープンやローマなど今後の他の大会でも。どんな環境だとしても、自分がそうしようと決めたことだし、そうしていく準備もできている」
ラオニッチは2回戦で世界ランク28位のD・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは1回戦で第10シードのA・ルブレフ(ロシア)をフルセットで破っての勝ち上がり。
上位8シード勢は1回戦免除のため2回戦からの登場。第1シードはN・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードはD・ティーム(オーストリア)、第3シードは昨年覇者のD・メドヴェデフ(ロシア)、第4シードはS・チチパス(ギリシャ)、第5シードはA・ズベレフ(ドイツ)、第6シードはM・ベレッティーニ(イタリア)、第7シードはD・ゴファン(ベルギー)、第8シードはR・バウティスタ=アグ(スペイン)
これまでW&Sオープンはアメリカのシンシナティで行われていたが、今年は新型コロナウイルスの影響で全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)と同じ会場で行われる。
全米オープンは31日に開幕予定。
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