現地22日、「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)の大会初日。男子シングルス1回戦で、世界30位のミロシュ・ラオニッチ(…

現地22日、「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)の大会初日。男子シングルス1回戦で、世界30位のミロシュ・ラオニッチ(カナダ)が世界45位のサム・クエリー(アメリカ)を6-4、6-4で破り、久しぶりの公式戦で勝利を飾った。しかし、その試合をテレビで見た視聴者たちの注目は、ラオニッチの髪型にも集まった。【実際の比較写真】約7ヶ月でここまで伸びた!ラオニッチの髪【ドロー表】ATP1000 ウェスタン&サザン・オープン

これまでのラオニッチといえば、特別髪が長い印象はない。しかしこの日はウェーブがかかった長髪となっており、ヘアバンドのデザインも相まってまるで昔のロックスターのような髪型となっていた。

ATP(男子プロテニス協会)によると、試合後の記者会見では、その髪型についても質問が及んだ。

最後に髪を切ったのはなんと「オーストラリアの前」だという。つまり約7ヶ月切っていないようだ。それはやはり新型コロナウイルスのパンデミックが理由で、両親や周囲のことを気遣って外出を控え、散髪していなかったという。

母親とは「全豪オープン」後に1日半ほど会ったが、父親とは今年まだ会えていないとラオニッチは語っている。

また久しぶりの公式戦となったが、その持ち前のビッグサーブは健在。同じビッグサーバーのクエリーは5本のエースに留まったが、ラオニッチは19本叩き込んだ。

「ここ数週間、とても良いプレーができていたし、今日は多くのことに対処できて満足しているよ」と語っている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」でのラオニッチ

(Photo by Peter Staples/ATP Tour via Getty Images)