FCバルセロナは、新型コロナウイルスのパンデミックに伴う日程の変更により10月5日まで延長される夏の移籍マーケットで実行…

FCバルセロナは、新型コロナウイルスのパンデミックに伴う日程の変更により10月5日まで延長される夏の移籍マーケットで実行すべき明確な戦略を持っている。
スポーツ部門はすでにロナルド・クーマンに計画を伝えており、新監督も着任前から取り組んでいる移籍にゴーサインを出している。
この夏、バルサは、9番、センターバック、左サイドバックの3つのポジションを強化することを優先している。 そしてこれらのポジションを埋める名前も明らかになっている。
ラウタロ・マルティネス、エリック・ガルシア、そしてホセ・ルイス・ガヤだ。
彼らとの契約を成功させるに前に、クラブはまず人員の整理を行う必要がある。放出リストが決まれば、売却と補強に向けて加速していく。クラブは9月後半までに新シーズンの顔ぶれを揃えたいと考えている。
三人のターゲットで最も高価だが、より重要なのがラウタロ・マルティネスである。ここ数日でメンフィス・デパイなど他の名前も挙がったが、ロナルド・クーマンにとってもナンバーワンはインテルのアルゼンチン代表ストライカーのようだ。
ヨーロッパリーグ開催中だった為に交渉は凍結されていたが、大会が終了した今、再び交渉が再開された。バルサは6500万ユーロ(約81億1000万円)の投資を計算しており、これにバーターとして選手を加えることになる。
ジュニオル・フィルポ、ネルソン・セメド、ベティスにレンタル中のエメルソン、あるいはジョルディ・アルバがオプションに加わる可能性が高い。
■マンチェスター・シティの若きCB
続くエリック・ガルシアの獲得はラウタロのケースに比べれば容易と言える。カタルーニャ出身のCBはマンチェスター・シティとの契約が残り1年となり、すでに契約を更新しないことを発表している。したがってシティは、この夏に彼を売却する必要があり、選手はラウタロと同様にバルサでプレーすることを望んでいる。そこにエリックのモチベーションに繋がる古巣復帰という状況も加わる。
FCバルセロナはすでに約1000万ユーロ(約12億5000万円)のオファーを出しているが、選手の譲渡も加えれば状況はさらに好転するだろう。その点で、シティと常にリンクされているセメドがポイントとなる。
■バレンシアの象徴
3つ目の焦点は、ホセ・ルイス・ガヤにある。実はこれが一番の難題になると思われる。バレンシアはガヤをプロジェクトの礎と考えており、今や彼はスペイン国内最高の左サイドバックの一人と言える。5000万ユーロ(約62億4000万円)という高額な違約金が発生することもネックだ。
ポイントとなるのが、バレンシアが来季の欧州大会への出場を逃したという点。25歳のガヤはより高いレベルでのプレーを望んでいるだろう。またクラブの財政難も顕著で、ダニ・パレホやフランシス・コクランのような主力級の選手を売却せざるを得ない事態にまで弱体化している。ガヤは来夏の欧州選手権に向けて先発出場が保障されることを条件に含めてくるだろう。バルセロナはジョルディ・アルバを売却、または控え要員として説得する必要がある。