22日、新潟8Rで行われた3歳以上1勝クラス(ダ1200m・15頭)は、逃げた単勝230.3倍の13番人気マリノスピカ(牝4、美浦・天間昭一厩舎)が最後まで粘り込み、後方から馬群を割って追い込んだ6番人気グラドゥアーレ(牡6、美浦・小西…

 22日、新潟8Rで行われた3歳以上1勝クラス(ダ1200m・15頭)は、逃げた単勝230.3倍の13番人気マリノスピカ(牝4、美浦・天間昭一厩舎)が最後まで粘り込み、後方から馬群を割って追い込んだ6番人気グラドゥアーレ(牡6、美浦・小西一男厩舎)の追撃をクビ差退けて優勝した。勝ちタイムは1分12秒4(良)。

 グラドゥアーレとハナ差の3着には、好位の内でジリジリと伸びた1番人気ワールドイズマイン(牝4、美浦・金成貴史厩舎)が入った。

 マリノスピカは父ローエングリン、母サザンベル、その父サウスヴィグラスという血統。JRA3戦未勝利で岩手競馬へ移籍し、同地で3戦2勝の成績を収め、JRAに再転入。転入後2戦目でJRA初勝利となった。

 父のローエングリンは現役時代、昨日他界が伝えられた伊藤正徳・元調教師の管理馬。23日の札幌記念(GII)にも、同馬の産駒のトーセンスーリヤ(牡5、美浦・小野次郎厩舎)が出走する。