23日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝に際して警察が禁止した命令が、強い批判により撤回された。イギリス『BBC…
23日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝に際して警察が禁止した命令が、強い批判により撤回された。イギリス『BBC』が報じた。
フランスでは2020-21シーズンのリーグ・アンが開幕を迎えた一方で、2019-20シーズンがいよいよ終わりを迎える。
23日、パリ・サンジェルマン(PSG)とバイエルンによるCL決勝がポルトガルのリスボンで開催。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大による中断期間や、一部リーグは中止になるなどしたが、ついに閉幕を迎える。
そんな中、フランスのブーシュ・デュ・ローヌ警察はマルセイユ中心部でPSGのユニフォーム着用を禁止する命令を出していた。
PSGとマルセイユは激しいライバル関係にあり、PSGがCLを制した場合は多くのサポーターが歓喜に沸くことが考えられる。
一方で、CL準決勝でPSGがRBライプツィヒに勝利した際には、1人の男性がPSGのユニフォームを着た男性を攻撃し逮捕。数百人にのぼるマルセイユファンがPSGに対するチャントを歌い、爆竹を放っていた。
しかし、この禁止令が広範囲にわたって批判を受けてしまうことに。警察は「スポーツ精神に反して、PSGチームに対し、一部のマルセイユ居住者、サポーターに強い敵意が存在する」と主張したが、取り下げることになった。
ブーシュ・デュ・ローヌ警察は「この命令の唯一の目的はPSGのサポーターを守ることであり、移動の自由を制限することを意図したものでは決してない」とツイッターで主張した。
決戦は24日。PSGが初めてビッグイヤーを掲げるのか、それともバイエルンが2012-13シーズン以来6度目の優勝か。目が離せない。