エベル・バネガはヨーロッパリーグ決勝で最も重要な選手の一人だった。同MFは見事な2アシストでセビージャ6度目のヨーロッパ…
エベル・バネガはヨーロッパリーグ決勝で最も重要な選手の一人だった。同MFは見事な2アシストでセビージャ6度目のヨーロッパリーグのタイトル獲得に貢献した。
ピッチ上で輝いたアルゼンチン人MFだったが、インテル・ミラノのアントニオ・コンテ監督との言い合いでピッチ外での話題も提供している。
イタリアメディアによると、バネガは口論の中でアントニオ・コンテの髪を引っ張り、同監督に「カツラが本物かどうか見てみよう」と言ったという。
イタリア人監督は決勝戦を通してナーバスになっており、複数回に渡り審判団と言い争う姿も確認されていた。
セビージャでのラストマッチを終えたバネガは、19-20ヨーロッパリーグを制覇したことで「喜びと悲しみを同時に味わった」と同時に「人生のクラブ」であるアンダルシアのチームとの別れを惜しんだ。
「幸せなんだけど、切なくて感動してしまう。一つの肩書きを持って胸を張り満足してここを去る。このグループ全体が勝利の鍵を握っている。どうあるべきかを知ることで、困難な瞬間に耐えることができる。そのすべてが大会を通して反映されていた」とアルゼンチン人は『Movistar』に語った。
「またカップを獲らせてくれたチームメイト、我々をトップに導いてくれたコーチングスタッフ、そしてファンの皆さんに感謝したい。今は、私がそれに値すると思うように、別れを告げる時だ」と、UEFAヨーロッパリーグのタイトルを3度獲得したアルゼンチン代表MFは付け加えた。
ロペテギとのハグについて聞かれたバネガは「すべての仕事に対する愛情」のハグだと話した。
「もう何も残っていない、セビージャのシャツを着ての最後の試合だったし、今は残された全てを楽しむ番だ。我々を支えてくれたすべての人たちのために、ここに来られなかった人たちのために、私たちはセビージャにカップを持って行く。彼らを身近に感じている」と締めくくった。