サッカーフランス代表は11月11日、ロシア・ワールドカップ(W杯)予選でスウェーデン代表と対戦する。フランスのディディエ・デシャン監督は、ズラタン・イブラヒモビッチ不在のスウェーデンについて、「別なチームになる」と話している。今年35歳にな…
サッカーフランス代表は11月11日、ロシア・ワールドカップ(W杯)予選でスウェーデン代表と対戦する。フランスのディディエ・デシャン監督は、ズラタン・イブラヒモビッチ不在のスウェーデンについて、「別なチームになる」と話している。
今年35歳になったイブラヒモビッチは欧州選手権(EURO)のあと、代表チームから引退した。絶対的なエースを失ったスウェーデンは、これまでと別なチームにならざるを得ないだろうとデシャン監督は話す。
「ズラタンはどのチームでプレーしても重要な存在になると我々は知っている。彼がいると戦い方が変わる。ズラタンのような選手がいればチーム全体が彼のために戦う。彼に出すべきではないようなボールが出されることもある」
デシャン監督は違うチームになることは、必ずしも弱体化するということではないと世間の見方を否定した。
「以前にも素晴らしいメンバーだったが、今後はより集団として戦うだろう。理論上はズラタンがいたほうがスウェーデンの競争力は高いと思う。だが、彼が代表でのキャリアを終えても、ほかの選手たちやFWたちがいる。もちろん彼らはズラタンではないが、彼らには彼らの力がある。非常に組織的なチームであり、システムをよく理解している」
サッカースウェーデン代表のズラタン・イブラヒモビッチ(2016年6月17日)(c) Getty Images
サッカーフランス代表のディディエ・デシャン監督 参考画像(2016年7月7日)(c) Getty Images