「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)に出場予定のアンディ・マレー(イギリス)。18日、現地での新型コロナウイルス検査結…

「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月22日~8月28日/ハードコート)に出場予定のアンディ・マレー(イギリス)。18日、現地での新型コロナウイルス検査結果を待つ間に、Instagramでファンからの質問に回答。その中で、ヘアースタイルに関して自虐ネタで答えた。【写真】マレー 昔のフサフサ髪に「この頃に戻れないかな?」

マレーのInstagramストーリーズでの一問一答はすでに消えてしまっているが、LTA(イギリステニス協会)のInstagramで一部を見ることができる。

「あなたの意見では、史上最高の選手は誰?」という質問には、「セレナ(・ウイリアムズ)」と回答。「コーチをしてみたいと思うATP選手とその理由を教えて」と聞かれると、「ロジャー・フェデラーだね。多くのことを学べるだろうし、彼とテニスの話をしたり彼のトレーニングを見たりするのは面白いだろう。あと彼はたくさん勝つだろうからね」と答えた。

一方、テニスに関するものだけではなく「あなたの股関節は、空港で金属探知機を作動させる?」といった、ちょっと変わった質問も。マレーは2019年1月に、右股関節を金属の人工股関節で修復する手術を受けた。この質問に対して、マレーは「毎回だよ。ポケットの中に何が入っているか聞かれて恥ずかしいよ」と赤裸々に明かしている。

常にユーモアを忘れないマレーは、今回もそのセンスを発揮。例えば「(ロイド・)グラスプールと(フェリシアーノ・)ロペスだったら、パートナーとしてどちらの方がいい?」という質問には「どちらも素晴らしいパートナーだよ。でも、フェリシアーノ・ロペスの方がかなりイケメンだね」とジョークを飛ばした。

米テニスメディアのBaselineによると、この他にも「また髪の毛を長く伸ばしたいと思う?」と昔のヘアースタイルをイジられると、「できることならそうしたいんだけどね...僕の髪の毛はもう終わったよ...植毛が次のステップだ」と自虐気味に返した。

コートの内外でファンを楽しませてくれるマレー。一方で、公式戦は昨年11月の「デビスカップ」決勝ラウンドで骨盤を怪我して以降遠ざかっており、その間にツアー自体も中断となっていた。ただ6月に行われたエキシビションマッチ「バトル・オブ・ブリッツ」で久しぶりに実戦へ復帰。「7ヵ月ぶりの試合にしては問題なかったよ」と語っていた。

英スポーツメディアsky sportsによると、今回の「全米オープン」前哨戦への出場に向けても「ここ数年は、あまりグランドスラムに出場する機会がなかった。あと何回そこでプレーする機会があるか分からないんだ」「だから明らかにリスクはあるけど、比較的調子が良いと感じているうちにプレーして、また大きな大会を楽しみたいと思っているんだ。これまでたくさん逃してきたからね」と意気込んだ。

「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」でも、気迫あふれるプレーを見せてくれることが期待される。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「デビスカップ」でのマレー

(Photo by Denis Doyle/Getty Images for LTA)