テニスの元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)と妻のミルカさんは、先日子供たちをスイスのテニスキャンプに参加させた。Tennis World USAが報じている。【実際の写真】フェデラーの子ども達が参加したキャンプの様子早速何枚かの写真が…

テニスの元世界王者ロジャー・フェデラー(スイス)と妻のミルカさんは、先日子供たちをスイスのテニスキャンプに参加させた。Tennis World USAが報じている。【実際の写真】フェデラーの子ども達が参加したキャンプの様子

早速何枚かの写真がフェデラーファンのTwitterでシェアされた。写真ではフェデラーの子供たちは他の子供たちとトレーニングをしており、とても楽しそうだ。

フェデラーは、もし子供たちの面倒を見るのが妻の手に余るようだったら、自分は引退していただろうと言っていた。そして妻の助けのおかげで、自分はキャリアに集中し続けることができているのだと。

ロックダウンが続き、その後の膝の手術からの回復期間も、フェデラーは家族とスイスの我が家で過ごした。

キャンプの主催者であるフィリップ・ブルシェ氏は、「ロジャーの一家は一週間キャンプにいました。4人の子供たちはほぼ毎日テニスのトレーニングに参加しました。他の子供たちとまったく同じようにね。そのためのキャンプです。彼らもここでは普通の子供たちなのです」と語る。

フェデラーはインタビューで、「僕らはできる限り自分たちで子供たちの面倒を見てきた。でもこの奇妙なコロナの時代は、僕らが振り返って本当に大切なものは何か考える機会を与えてくれた。つまり家族、友人、健康、幸せについて」語っている。

また別の機会には、子供たちにテニスをさせるかどうか迷っていると言っていた。プロになるのがどれほど難しいかわかっているからだ。世界中を飛び回る大変な暮らしも。それでも、子供たちがやりたいということなら、どんなことでも喜んでサポートする、と。

フェデラーとやはりプロテニス選手だった妻のミルカさんは、2000年のシドニーオリンピックの時に同じテニスのスイス代表チームにいて知り合った。ミルカさんは足の怪我のため2002年に引退。二人は2009年4月に結婚し、同年に一卵性双生児の女の子を授かった。さらに2014年には、またも一卵性双生児の今度は男の子が生まれた。

先日8月8日に39歳になったフェデラーは、今年2月と6月に右膝の手術を受け、ツアー復帰は2021年となる。フェデラーはグランドスラムの男子シングルスで最多記録である20回の優勝を遂げており、現在の世界ランキングは4位だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのフェデラー

(Photo by TPN/Getty Images)