明治安田生命J1リーグ第11節の1試合が19日に札幌厚別公園競技場で行われ、北海道コンサドーレ札幌vs大分トリニータは1…
明治安田生命J1リーグ第11節の1試合が19日に札幌厚別公園競技場で行われ、北海道コンサドーレ札幌vs大分トリニータは1-1のドローに終わっている。
10位札幌は川崎フロンターレ戦で今季最多6失点の大敗を喫して、3連敗中。4試合ぶりの勝利に期待がかかる今節に向けては前節から1選手の入れ替えにとどめ、田中が入った。一方の14位大分は昨季王者の横浜F・マリノス戦を1-0で制して5連敗をストップ。浮上を目指して今季2度目の連勝目指す今節に向け、松本がスタートから出場した。
試合の入りから優位性が際立った札幌は3バックの右に入る進藤が積極的に攻撃参加。GKムン・キョンゴンが守るゴールマウスを脅かしたが、アウェイの大分もペースを徐々に巻き返してみせる。
キックオフから長くフィニッシュシーンがなかった大分だが、37分に左サイドでボールを奪った高澤がそのまま駆け上がり、チームの1stシュート。GK菅野が守るゴールマウスに襲いかかる。
すると、大分は右CKのチャンスを獲得した前半アディショナルタイム2分に均衡を破る。キッカーの長谷川がクロスを上げると、ゴール前の香川が右足ダイレクト。GKの弾き球を伊佐が押し込んだ。
1点を追う札幌は後半に入り、ジェイやアンデルソン・ロペス、金子を投入して攻撃の迫力が増す。そのなかで、大分もカウンターから追加点に近づいた場面もあったが、モノにできない。
GK菅野の身体を張ったブロックもあり、1点を追う展開のまま推移した札幌は87分に4枚目の交代カードでドウグラス・オリヴェイラ投入。ベンチの攻撃的なカードを全て切り、勝負に出る。
対する大分が田中、渡、刀根、羽田、藤本を立て続けに送り出して逃げ切りを図るが、札幌が土壇場で同点。44分、ルーカス・フェルナンデスがボックス右のアンデルソン・ロペスとのワンツーで抜け出すと、右足シュートを叩き込み、追いついた。
結局、試合は1-1でタイムアップ。勝ち点1ずつを分け合う結果に終わっている。