9月14日に開幕予定の「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/9月14日~21日/クレーコート)。現地17日、男子シングルス出場予定者リストが大会公式サイトで公開され、錦織圭(日本/日清…

9月14日に開幕予定の「ATP1000 ローマ」(イタリア・ローマ/9月14日~21日/クレーコート)。現地17日、男子シングルス出場予定者リストが大会公式サイトで公開され、錦織圭(日本/日清食品)の名前も記載されている。【エントリーリスト】錦織以外の出場予定者は?【関連記事】約1年ぶりに復帰する錦織圭。復帰直後の懸念点とは?

錦織は「全米オープン」2週目と同時に開催されるクレーコート大会「ATP250 キッツビューエル」にもエントリーしている。

一方その錦織だが、現地16日に新型コロナウイルスの検査で陽性となったことを発表し、21日に再検査を受ける予定。

「ATP1000 ローマ」本戦には、過去6度出場している錦織。2016年にベスト4、前年2019年はベスト8の結果を残している。

今大会には、世界1位ノバク・ジョコビッチ(セルビア)や世界2位ラファエル・ナダル(スペイン)を筆頭に、ほとんどの上位選手がエントリー。

膝の手術を受けたため今年残りはプレーしないことを明言している世界4位のロジャー・フェデラー(スイス)を除いた、世界ランキング36位までの選手35名と、プロテクトランキング(怪我により6ヶ月以上戦列を離れた選手に対するATPツアーの救済処置)を使用の世界123位ケビン・アンダーソン(南アフリカ)の計36名が、現時点で本戦出場予定者としてリストに名を連ねている。

「ATP1000 ローマ」は一時、「ATP1000 マドリード」の中止に伴いシングルスのドローサイズを96にして11日間開催という案もあったが、結果的には従来のドローサイズ64(56名出場で上位8シードは1回戦免除)、8日間で開催される。

また、「全米オープン」後にヨーロッパへ渡航する際の検疫について懸念されていたが、米テニスメディアのTENNIS.comによると、イタリア政府は現時点では、選手とチームメンバーは入国前の48時間以内にPCR検査陰性と判定された場合は、そのまま入国することができるとしている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「ATP1000 ローマ」での錦織

(Photo by Giuseppe Maffia/NurPhoto via Getty Images)