【明治安田生命J1リーグ第11節】 2020年8月19日(水) 19:00キックオフ 清水エスパルス vs 横浜F・マリ…

【明治安田生命J1リーグ第11節】

2020年8月19日(水)

19:00キックオフ

清水エスパルス vs 横浜F・マリノス

[IAIスタジアム日本平]

◆掴みかけた自信を確信に【清水エスパルス】

清水は前節アウェイでベガルタ仙台と対戦。今シーズン初となるクリーンシートとなったが、攻撃陣もゴールを奪えずゴールレスドローに終わった。

それでも、開幕5連敗でスタートし、光が見えていなかったチームとしては、ここ5試合負けなしという結果は大きな成長と言えるだろう。特にカルリーニョス・ジュニオやヘナト・アウグスト、ヴァウド、絵うシーニョとブラジル人カルテットがチームを攻守に支えている。

前節はエウシーニョが欠場したが、万能サイドバックの金井貢史が穴を埋めた。過密日程となっていく中、選手のやりくりも重要になってくる。

また、ピーター・クラモフスキー監督にとっては、初めて自身の師匠であるアンジェ・ポステコグルー監督との対戦となる。似て非なるサッカーを標榜する中で、どんな結果が生まれるのか。準備を含め、師匠へ挑む指揮官の采配にも注目だ。

★予想スタメン[4-3-3]

GK:梅田透吾

DF:金井貢史、ヴァウド、立田悠悟、ファン・ソッコ

MF:ヘナト・アウグスト、後藤優介、竹内涼

FW:金子翔太、カルリーニョス・ジュニオ、西澤健太

監督:ピーター・クラモフスキー

◆王者の試練、荒波の航海が続く【横浜F・マリノス】

前節はアウェイに乗り込み大分トリニータと対戦したものの、田中達也のゴールを守り切られ敗戦となった。

王者らしからぬ戦いが続く中、昨シーズン終盤から見られた相手チームによる分析と対策がハマってしまっている影響。また、ケガ人などで選手が入れ替わっていることも結果が安定しない一因だろう。

前節は松本山雅FCから期限付きで加入した前田大然が初先発でデビュー。決定機を迎えながらもゴールを奪えなかった。今節も前線の組み合わせを変えてくることが予想されるが、誰を選ぶのかも気になるところだ。

手の内を知っているといえば、最も知っているのが今節の相手のクラモフスキー監督。オーストラリアやギリシャ、そして横浜FMと長年連れ添った右腕との対決となるポステコグルー監督としてはやりにくさもあるだろう。逆にいえば、ここを乗り越えれば、王者として息を吹き返すキッカケにさえなるだろう。

★予想スタメン[4-3-3]

GK:朴一圭

DF:松原健、チアゴ・マルチンス、畠中槙之輔、ティーラトン

MF:喜田拓也、天野純、扇原貴宏

FW:水沼宏太、ジュニオール・サントス、大津祐樹

監督:アンジェ・ポステコグルー