たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく…

たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。

しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。

今回は、ユベントスの元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンがミラン相手に見せたスーパーセーブだ。

パルマでプロキャリアをスタートさせたブッフォンは、同クラブで頭角を現すと、2001年夏にユベントスへ高額な移籍金で加入。GKに5200万ユーロ(約65億円)以上と言われる大金は支払ったユベントスに、当時は懐疑的な意見もあったが、超人的なセーブを連発し、違いを生み出し続けるブッフォンの活躍に、批判の声はすぐに無くなった。

今なおチームのピンチを救い続けているブッフォンだが、2015年2月7日に行われた、セリエA第22節のミラン戦では、代表の同僚も驚愕のセーブを見せている。

前半を2-1とホームのユベントスがリードして迎えた54分、ミランに同点のチャンスが訪れる。

MFルカ・アントネッリのスルーパスをユベントスボックス内で受けたFWジャンパオロ・パッツィーニが、ボックス左からニアポストに向けて強烈なシュートを放つ。近距離からの強烈なシュートを食らったブッフォンだったが、しっかりとシュートコースを見極め、素早く右手を出し、スーパーストップ。ガッツポーズを決めるブッフォンに対し、シュートを放ったパッツィーニは、呆然とした表情で立ち尽くしてしまった。

同点のチャンスを阻止したユベントスは、その後試合を決定付ける追加点を奪い、3-1で試合に勝利している。