現地17日、女子テニス世界2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が、8月31日開幕の「全米オープン」を欠場することをTwitterで発表した。【関連記事】錦織の新型コロナ陽性を海外も多数報道。全米…

現地17日、女子テニス世界2位のシモナ・ハレプ(ルーマニア)が、8月31日開幕の「全米オープン」を欠場することをTwitterで発表した。【関連記事】錦織の新型コロナ陽性を海外も多数報道。全米OPへの見解は?

ハレプはTwitterで以下のように綴っている。

「関係するすべての要素と私たちの生活の特別な状況を考慮して、私は"全米オープン"でプレーしないことを決めました」「私はいつも自身の健康を第一に考えていると言っていたので、ヨーロッパに残ってトレーニングをします。USTA(全米テニス協会)やWTA(女子テニス協会)が、安全な大会を開催するために根気強く取り組んできたことを理解しています。大会が成功を収めることを願っています」

ハレプは先週開催されたクレーコート大会「プラハ・オープン」で、久しぶりの公式戦ながら実力を発揮し、通算21個目のツアータイトルを獲得していた。彼女は9月27日開幕の「全仏オープン」へ照準を合わせることになる。

これで「全米オープン」の欠場者はトップ10の中では6人に。世界1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)、世界2位のハレプ、世界5位のエリナ・スビトリーナ(ウクライナ)、世界6位のビアンカ・アンドレスク(カナダ)、世界7位のキキ・バーテンズ(オランダ)、世界8位のベリンダ・ベンチッチ(スイス)が欠場となっている。

一方現時点で出場予定のトップ10は、世界3位のカロリーナ・プリスコバ(チェコ)、世界4位のソフィア・ケニン(アメリカ)、世界9位のセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、そして世界10位の大坂なおみ(日本/日清食品)の4人。

大坂は現時点では、上位4シードでの出場となる見込みだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「プラハ・オープン」でのハレプ

(Photo by Martin Sidorjak/Getty Images)