侍ジャパン日本代表の中田翔内野手(日本ハム)が10日のメキシコとの強化試合(東京ドーム)で「4番・一塁」でスタメン出場。4打数無安打1四球に終わり、「ちょっと残念ですね。情けない。点を取られたら取り返す戦いをしたかったけど。僕の力不足。受け…

侍ジャパン日本代表の中田翔内野手(日本ハム)が10日のメキシコとの強化試合(東京ドーム)で「4番・一塁」でスタメン出場。4打数無安打1四球に終わり、「ちょっと残念ですね。情けない。点を取られたら取り返す戦いをしたかったけど。僕の力不足。受け止めるしかない」と悔しさをにじませた。

■初戦無安打に「情けない」「反省点は見つかった」

 侍ジャパン日本代表の中田翔内野手(日本ハム)が10日のメキシコとの強化試合(東京ドーム)で「4番・一塁」でスタメン出場。4打数無安打1四球に終わり、「ちょっと残念ですね。情けない。点を取られたら取り返す戦いをしたかったけど。僕の力不足。受け止めるしかない」と悔しさをにじませた。

 初回1死二、三塁で四球を選び、続く筒香の先制押し出し四球を呼び込んだものの、3回1死一、二塁では右飛、5回1死一塁では中飛、7回2死走者なしでは一邪飛、9回2死一塁では三ゴロに倒れた。

「(メキシコの投手は)本当によく球が動いていた。強引に、というか、なんとなく打ってしまった。ただ、嫌な印象は持たなかった。みんな反省点は見つかったと思うし、明日(11日)に向けて考え方を変えないといけない」と振り返った。

 筒香嘉智ら強打者がいる中、小久保監督から4番に指名された。試合前のミーティング中に選手全員前で告げられ、「ちょっと差し込まれました」と苦笑いする。そして、こう続けた。

■4番起用には「感謝しかない」

「僕の中では勝手に6、7番辺りで準備していたので。ただ、(4番で起用してくれた)小久保監督には感謝しかない。監督の期待に応えられなかったのは悔しいし、情けない。本当に申し訳ないです」

 チームは3-7で完敗。試合後、小久保監督から「明日は打順は入れ替えるが、4番は中田」と期待された。

「プレミア12でも途中から筒香がずっと4番を打ってくれていた。ドシッとしていて、僕はすごくやりやすかったし、気楽に打席に立たせてもらえた。打順はどこであろうが、自分の打撃をするだけ。明日から考え方を変えて打席に立ちたい」

 雪辱に燃える11日の第2戦で日本ハムの不動の4番から快音が飛び出すか。