現地16日に、新型コロナウイルスの検査で陽性となったことを発表した錦織圭(日本/日清食品)。8月31日開幕の「全米オープン」を約2週間後に控えたタイミングでのこのニュースは、日本のみならず世界…

現地16日に、新型コロナウイルスの検査で陽性となったことを発表した錦織圭(日本/日清食品)。8月31日開幕の「全米オープン」を約2週間後に控えたタイミングでのこのニュースは、日本のみならず世界でも多数報道された。【実際の動画】陽性が発覚する前日の、錦織の練習の様子【関連記事】約1年ぶりに復帰する錦織圭。復帰直後の懸念点とは?

BBCは、「アメリカの公共の保健機関は陽性となった場合10日間隔離されないといけないとしている」「このルールでは、錦織は8月26日まで隔離され"全米オープン"の開幕5日前だ」と追加情報と合わせて紹介。

テニス関連ニュースサイトTENNIS TONICは、「錦織は"全米オープン"を欠場するかもしれない」との見出しで報道。「現時点では錦織が"全米オープン"でプレーするというのは、もっともらしいことではない」と見解を述べている。

ただ、あくまでも今回の発表は、8月22日開幕の「ATP1000 ウェスタン&サザンオープン」を欠場するという旨であり、「全米オープン」についてや再検査の結果等については、21日に改めて発表すると錦織は自身のアプリで伝えている。

その他にも、米テニスメディアのTENNIS.comは「期待されていた復帰がさらに遅れることになるだろう」と伝え、有料テレビ局のEurosportは「ニューヨークへ飛ぶ計画は疑わしい」と報じている。

錦織は現在フロリダにて隔離中。「全米オープン」への出場がどうなるか日本のファンは気になるが、まずは早期の完全回復が願われる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「デビスカップ」予選ラウンドでの錦織

(Photo by Kiyoshi Ota/Getty Images)