食べたいものを食べたいだけ食べさせなさい!子どもの身体をつくる栄養素とはhttp://www.sakaiku.jp/column/health/2016/011364.htmlサッカーをする子どもの身体が成長するために、親にできることはなん…
食べたいものを食べたいだけ食べさせなさい!子どもの身体をつくる栄養素とは
http://www.sakaiku.jp/column/health/2016/011364.html
サッカーをする子どもの身体が成長するために、親にできることはなんでしょうか。
今回、ふたりの専門家にフィジカルやコンディショニングについて話を伺いました。かつて韓国代表のフィジカルコーチとして、2012年のロンドン五輪、2014年のブラジルワールドカップで手腕を発揮し、現在はFC東京のフィジカルコーチを務める池田誠剛さんと、サッカーコンサルタントとして育成年代の課題を解決するかたわら、FC東京の幸野志有人選手を育てた幸野健一さん(アーセナルサッカースクール市川代表)です。より良い食事の摂り方、成長に必要な栄養素と休息の考え方など、子育てに役立つ情報満載ですので、ぜひ参考にしてみてください。(取材・文 鈴木智之 写真 八木竜馬)
■水分補給とアミノ酸は欠かせない
幸野:以前、池田さんと話をさせてもらったときは、ちょうどU-19韓国代表の遠征から帰って来たときでしたよね。当時、池田さんが「韓国の選手は、身体を鍛えるために、何を食べればいいかを質問してくる。でも日本の選手は一切、聞いてこない」と言っていたのが印象に残っています。
池田:日本も韓国も遠征に行くと、だいたい食事はバイキング形式です。日本の選手は「どれが美味しいですか?」と聞いて選びます。韓国の選手は「どれが身体のために良いですか?」と聞いて選ぶ。その違いは感じます。
幸野:食事の量と質が違うんですね。私の息子(幸野志有人/FC東京)が、JFAアカデミー福島に入学したとき、中学生は1日3150キロカロリーを摂取するようにと指導されていました。最初は量を食べることができなくても、日々、意識してたくさん食べることで、胃が拡張して入るようになります。
池田:私は、食事や休息も含めてトレーニングだと思っています。韓国の選手の場合、チゲ鍋を日本でいう味噌汁のような感覚で食べますが、その中に摂取するべきほとんどの栄養素が入っていて、とにかくたくさん食べます。キムチの中にも、すごい数のアミノ酸が含まれていますよね。筋肉を作るためにアミノ酸は必要で、いくらトレーニングしたとしても、アミノ酸をはじめとする栄養素を摂らないと、筋肉は大きくなりません。それどころか、アミノ酸が足りないと、ケガにつながることもあります。
幸野:韓国の食文化の中で、選手たちは自然と体に良いアミノ酸を摂取しているわけですね。その結果として、大きくて強い体になります。サッカーのように体を酷使するスポーツの場合、炭水化物だけでは補いきれません。筋肉などのタンパク質から分解されたアミノ酸がエネルギー源として使われるので、水分補給とアミノ酸を摂取することも欠かせない。それは知識として知っておくべきだと思います。
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