現地16日、「プラハ・オープン」(チェコ・プラハ/8月10日~8月16日/クレーコート)の女子シングルス決勝。第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第3シードのエリース・メルテンス(ベルギ…

現地16日、「プラハ・オープン」(チェコ・プラハ/8月10日~8月16日/クレーコート)の女子シングルス決勝。第1シードのシモナ・ハレプ(ルーマニア)が第3シードのエリース・メルテンス(ベルギー)を、6-2、7-5で破り、21個目のツアータイトルを獲得した。【実際の写真】ハレプが決勝で着用した「珍しい」テニスウェア【実際の写真】ちょっと違和感?ミッキーマウスTシャツで真剣に練習するフェデラー

ハレプにとっては優勝した2月の「ドバイ・デューティフリー・テニス選手権」以来の公式戦で間が空いたが、出場2大会連続での優勝となった。

1回戦では世界46位のポロナ・ヘルツォグ(スロベニア)を相手に最終セットでタイブレークにもつれ込む大接戦。2回戦でも世界118位のバーボラ・クレイチコバ(チェコ)を相手にフルセットとなったが、その後の3戦はいずれもストレート勝利と、世界2位の実力を発揮した。

WTA(女子テニス協会)によると、ハレプは「長い休みの後、公式戦に戻るのは本当に大変だった」「最初は少し心配していたけれど、ここはとても安全だと感じたし、すべての制限やルールが尊重されていた」と語っている。

ちなみにこの決勝では、ハレプの珍しいウェアにも注目が集まった。通常は模様やライン、無地のウェアを着用するのが一般的だが、この日のハレプは、なんとテニス選手のイラストが入ったノースリーブのもの。練習ではロジャー・フェデラー(スイス)など、イラスト入りのウェアを着用する選手もいるが、試合で着用することはほとんど見られない。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「プラハ・オープン」で優勝したハレプ

(Photo by Martin Sidorjak/Getty Images)