明治安田生命J1リーグ第10節が16日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸は2-2…
明治安田生命J1リーグ第10節が16日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズvsヴィッセル神戸は2-2のドローに終わった。
今季初の2連勝で3戦無敗を継続して調子を上げる12位鹿島は守護神にリーグ戦初先発となる高卒ルーキーの山田を抜擢。前節まで全試合フル出場の町田が出場停止で不在となるセンターバックに関川を起用した。
一方、いまだ連勝がなく、波に乗り切れない戦いが続く9位神戸は生え抜きで19歳の小田をリーグ戦で初めてスタートからピッチに。イニエスタも6試合連続で先発メンバー入りして、2試合ぶりの白星を目指した。
昨季天皇杯決勝の再現カードとなる一戦は神戸が左CKのチャンスを獲得した19分に動く。クロス処理を試みたニアのエヴェラウドが頭で弾き切れず、ボールがファーサイドに。そこにいたフリーの大崎が頭で折り返すと、ゴール前のダンクレーが右足ボレーで叩き込み、神戸が先制する。
ダンクレーの今季初ゴールを浴び、リードを許した鹿島だが、38分に同点。右サイド深くにオーバーランした広瀬が右足でクロスを供給すると、ゴール前のエヴェラウドが高打点のヘディングシュートに持ち込む。エヴェラウドは4試合連続ゴールとなる今季7得点目。鹿島が試合を振り出す。
互いに譲らずの展開で折り返した試合は後半も激しい攻防戦になるなか、鹿島に勝ち越しのチャンスが巡ってくる。50分、右サイドからのクロスに反応したボックス右のエヴェラウドが潰れ役になると、ボールがファーサイドに。和泉が右足フィニッシュに持ち込むが、左ポストに嫌われる。
運も味方につけ、勝ち越しを阻止した神戸はアンドレス・イニエスタがバイタルエリア左にドリブルを仕掛けた61分、中に絞った位置でボールを受けた酒井が縦パス。これをバイタルエリア中央で受けた郷家が右足を振り抜くと、ゴール左下に決まり、神戸が再びリードする。
またしても追う展開を強いられた鹿島だが、65分にバイタルエリア中央の位置でFKのチャンスを手にする。キッカーのエヴェラウドが助走をつけて鋭く右足を振り抜いたボールが枠内に飛ぶが、GK飯倉が決死のブロック。ゴールとはならない。
なんとか追いつくべく、73分に4枚替えを講じた鹿島は82分に最後の交代カードで松村を投入。ベンチにいた攻撃陣を総動員して攻め立て、83分、88分に相手ゴールマウスに襲いかかったが、いずれの場面も好守を披露したGK飯倉の牙城を崩せず、なかなか追いつくことができない。
それでも、後半アディショナルタイム4分に諦めず、攻め続けた姿勢が実る。味方数人の繋ぎでバイタルエリア中央から神戸守備網をこじ開けにかかると、ボックス右の染野が中央にパス。これをスペースで受けた荒木がワントラップから右足シュートをゴール左隅に決め切り、鹿島が土壇場でスコアをイーブンに戻した。
結局、鹿島vs神戸はこのままタイムアップ。73分から出場した高卒ルーキー荒木の記念すべきJ1初ゴールに救われた鹿島は2連勝こそ止まったものの、連続無敗記録を4試合に継続した。