正規王者バルガスの怪我により、アラメダ戦がベルトかけた一戦へと昇格 ボクシングの米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」が15日(日本時間16日)、9月26日の興行カードを発表。前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メ…

正規王者バルガスの怪我により、アラメダ戦がベルトかけた一戦へと昇格

 ボクシングの米興行大手「プレミア・ボクシング・チャンピオンズ(PBC)」が15日(日本時間16日)、9月26日の興行カードを発表。前WBC世界バンタム級王者ルイス・ネリ(メキシコ)とWBC世界スーパーバンタム級9位アーロン・アラメダ(同)による、同級王座決定戦が開催されることになった。ネリにとっては、昨年7月のフアン・カルロス・パヤノ(ドミニカ共和国)戦以来、1年2か月ぶりの再起戦でいきなりベルトを争うことになる。

 PBCが注目の対戦カードを発表した。WBC世界ミドル級王者ジャーモール・チャーロ(米国)とセルゲイ・デレビヤンチェンコ(ウクライナ)のタイトルマッチのアンダーカードとしてネリとアラメダによるWBC世界スーパーバンタム級王座決定戦が組まれた。

 ネリのリング復帰は昨年7月にパヤノを破って以来、1年2か月ぶりとなる。昨年11月に予定されていたWBC世界バンタム級挑戦者決定戦では、前IBF王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)と対戦予定だったが、前日計量で約450グラムの体重超過で試合中止となった。

 今年3月にはアラメダとのWBC世界スーパーバンタム級挑戦者決定戦に臨む予定だったが、新型コロナ感染拡大の影響で開催不可能になっていた。だが、WBC同級王者レイ・バルガス(メキシコ)が怪我による長期離脱によって休養王者となったため、半年遅れで行われる同カードが王座決定戦へと昇格した格好だ。

 なお同興行にはWBO世界バンタム級王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)も登場。パヤノと前IBF&WBA世界スーパーバンタム級王者ダニエル・ローマン(米国)戦の開催も発表されており、注目カードが目白押しだ。(THE ANSWER編集部)