どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが…

どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。

今回はスペイン代表MFパブロ・サラビア・ガルシアがパリ・サンジェルマン(PSG)で決めた初ゴールだ。

レアル・マドリーの下部組織で育ち、早くからその才能を見せていたサラビアは、将来を嘱望されていたものの、トップチームデビューは果たすことはできなかった。しかし、ヘタフェとセビージャで国内屈指のアタッカーへと成長を遂げたサラビアは、今シーズンPSGへ移籍。加入初シーズンながら、公式戦38試合で14ゴールを決めている。

そんなサラビアの記念すべきPSG初ゴールは、2019年10月5日に行われた、リーグ・アン第9節のアンジェ戦で決めたゴールだった。

0-0で迎えた13分にPSGに決定機。右サイド、ハーフウェイライン付近でボールを持ったMFアンデル・エレーラの素早いパスを相手ボックス右の手前で受けたサラビアは、そのままボックス内に侵入。細かいフェイントで相手の裏をかき、シュートコースを作り出すと、左足でシュートを放つ。低くコントロールされたシュートは、相手GKの予想の逆をつきニアポスト側に吸い込まれた。

サラビアのクラブ初ゴールで先制したPSGは、その後も追加点を加え、4-0で勝利している。