ジェイミー・ジョセフ新ヘッドコーチを先頭に船出したばかりの日本代表は、ヨーロッパ遠征の第1戦として、11月12日に世界ランキング11位のジョージア代表に挑む(日本は12位)。 トビリシのミヘイル メスキスタジアムでおこなわれるテストマッチ…
ジェイミー・ジョセフ新ヘッドコーチを先頭に船出したばかりの日本代表は、ヨーロッパ遠征の第1戦として、11月12日に世界ランキング11位のジョージア代表に挑む(日本は12位)。
トビリシのミヘイル メスキスタジアムでおこなわれるテストマッチ。日本代表は試合登録メンバー23名を発表し、初代表のFL布巻峻介が先発でデビューすることになった。
布巻は東福岡高校、早稲田大学でプレーしていた頃から将来を嘱望されていた24歳の若手で、パナソニック ワイルドナイツ2年目の選手。日本代表に初選出された際は、「これからもっとレベルアップして、チームを引っ張っていけるような存在になりたいと思います」と語っていた。
今月5日に東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれたアルゼンチン代表戦は20-54で大敗したが、ニューフェイスの13人が初キャップを得て貴重な経験をした。そのときリザーブだったPR伊藤平一郎、FLマルジーン・イラウア、CTBティモシー・ラファエレは、ジョージア戦はスターターとしてチャンスが与えられ、PR仲谷聖史、LO梶川喬介、WTBレメキ ロマノ ラヴァは2試合連続の先発となる。
ほかには2つのポジションでスタメンが変わり、LO谷田部洸太郎は背番号4を獲得、アルゼンチン戦のメンバーに入っていなかったワールドカップ2015南アフリカ戦のヒーロー、カーン・ヘスケスが11番をつける。
ベンチには初代表のHO日野剛志とPR山路泰生が待機し、デビューに備える。また、2019年ワールドカップへ向けてさらなる飛躍が期待される若手キャップホルダーのSH内田啓介とWTB福岡堅樹もリザーブメンバーに名を連ねた。
なお、新生ジャパンはHO堀江翔太とCTB立川理道の共同主将制をとっているが、ジョージア戦では立川がゲームキャプテンを務める。
1.仲谷聖史(ヤマハ発動機) 2.堀江翔太(パナソニック) 3.伊藤平一郎(ヤマハ発動機) 4.谷田部洸太郎(パナソニック) 5.梶川喬介(東芝) 6.マルジーン・イラウア(東芝) 7.布巻峻介(パナソニック) 8.アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコム) 9.田中史朗(パナソニック) 10.田村優(NEC) 11.カーン・ヘスケス(宗像サニックス) 12.立川理道(クボタ) 13.ティモシー・ラファエレ(コカ・コーラ) 14.レメキ ロマノ ラヴァ(ホンダ) 15.松島幸太朗(サントリー)
〔リザーブ〕
16.日野剛志(ヤマハ発動機) 17.三上正貴(東芝) 18.山路泰生(キヤノン) 19.アニセ サムエラ(キヤノン) 20.ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機) 21.内田啓介(パナソニック) 22.アマナキ・ロトアヘア(リコー) 23.福岡堅樹(パナソニック)