サマーマイルシリーズ(全4戦)の第3戦となる関屋記念。このレースは旧新潟競馬場があった関屋という地名を記念して、19…

 サマーマイルシリーズ(全4戦)の第3戦となる関屋記念。このレースは旧新潟競馬場があった関屋という地名を記念して、1966年に創設された。第55回を迎える今年はフルゲート18頭が出走。一昨年の覇者プリモシーンをはじめとして、有力と目される馬たちはどれも甲乙つけがたく、混戦が予想される。

 ◎はプリモシーン。1400mから2000mの距離の経験があるが、4勝すべてが1600mでマイルはベストの条件。成績にムラがあるので信頼し切れない面もあるが、一昨年のこのレースの覇者でもあり、4勝中3勝が左回りのこの馬にとっては新潟マイルは絶好の舞台でもある。このレース2勝目を期待したい。

 ○にアンドラステ。オープンに昇級初戦となった前走のエプソムCで4着と、重賞でも十分やれる力があることを証明した。4歳で7戦4勝とまだ底を見せておらず、良化の余地を残しており。今後も楽しみな存在だ。2走前のパールSでは新潟1800mを勝っており、外回りコースとの相性も良さそう。マイルでも3勝しており、1800mからの距離短縮も問題ない。

 ▲はアストラエンブレム。しばらく勝ち星から遠ざかっていたが、今年に入ってオープン特別で3着、2着と好走を続け、前走の谷川岳Sではおよそ3年2か月ぶりに優勝した。これで新潟芝1600mは3戦3勝。今回もこの勢いに乗って得意の舞台で重賞初制覇といきたいところ。

 △はクリノガウディー。1200mの高松宮記念では、降着したものの1位入線を果たしている。だがこれまでの2勝は新馬の1800mと京成杯AHの1600mで、むしろ1200mよりマイルの方が良いだろう。58キロだった前走のCBC賞より2キロ斤量が軽いのもプラス。他には4走前の谷川岳S2着、前走の中京記念3着と、近走マイル戦で好成績のエントシャイデンと、大外枠に入ったが、うまく逃げられればトロワゼトワルも面白い存在。

 プリモシーンが中心も、左回りのマイル得意の馬も多く、実力伯仲で見応えあるレースになりそうな関屋記念は8月16日(日)15時45分発走だ。

(文:佐々木祥恵)