サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出される…

サッカーにおいて、試合を決める大きな要素の一つであるフリーキック(FK)。流れの中ではなく、止まった状態から繰り出されるキックがそのままゴールネットを揺らせば、盛り上がりは一気に最高潮へと達する。

この企画『Beautiful Free Kicks』(美しいフリーキック)では、これまでに生まれたFKの数々を紹介していく。

今回は、ミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがバルセロナ時代に決めたフリーキックだ。

2009-2010シーズンを前にインテルでの成功を引っさげてバルセロナに移籍したイブラヒモビッチ。初めて降り立ったスペインの地でも結果を残す。

2009年10月25日に行われたラ・リーガ第8節のレアル・サラゴサ戦では、得意の弾丸FKで相手GKを粉砕し、ゴールを奪っている。

1点リードで迎えた29分、バルセロナはゴール正面やや左の位置でFKを獲得。キッカーのイブラヒモビッチがシュートモーションに入ると、相手の壁の間に入っていたMFセルヒオ・ブスケッツがコースを空ける。

イブラヒモビッチは空いたコースに向かい、全力の弾丸シュート。コースはやや甘くなったものの、相手GKの手を弾いてゴールネットを揺らしてみせた。

その後、イブラヒモビッチは1シーズン目からリーグ戦16ゴールを挙げるなど数字ではインパクトを残したが、FWリオネル・メッシやFWティエリ・アンリを重宝するジョゼップ・グアルディオラ監督とはそりが合わず、わずか1シーズンでイタリアへと渡っていった。