サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにするこ…

サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)

サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。

今回は、元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロがユベントス で初めて決めたハットトリックだ。

1993年7月にパドヴァから加入し、2012年7月に退団するまで19年間在籍したユベントスでレジェンドとなったデル・ピエロ。クラブ通算では706試合に出場し290ゴール90アシストを記録。偉大な選手の1人となっている。

そのデル・ピエロがユベントスで初めて決めたハットトリックは加入1年目の1994年3月20日に行われた、セリエA第28節のパルマ戦だった。

ファブリツィオ・ラヴァネッリとの2トップを組んだデルピエロは20分に先制ゴールを記録する。右CKからのクロスがゴールまでで混戦となると、GKが弾いたボールをデル・ピエロが押し込んだ。

1-0でユベントスがリードして迎えた57分には、味方のスルーパスに抜け出したデル・ピエロがドリブルで持ち込み、ボックス内に侵入。ラヴァネッリが中央で待ち構えたが、そのままニアサイドに流し込んで2点目を奪う。

3-0としたユベントスだったが、デル・ピエロは止まらない。87分、味方がパスを繋ぐと、ボックス内からデル・ピエロが右足を振り抜きゴール。ユベントスでの初ハットトリックを記録した。