『穴があったら入りたい』。これは醜態をさらした時の表現の1つである。今回、FCバルセロナがリスボンで演じた失態を目の当た…
『穴があったら入りたい』。これは醜態をさらした時の表現の1つである。今回、FCバルセロナがリスボンで演じた失態を目の当たりにしたクレは、何度この言葉を思ったことだろうか。
バルセロナが犯した不名誉な大敗は多くの人々の記憶に残るだろう。間違いなく歴史的に見ても最も屈辱的な失態の1つだった。それはもはやフットボール界だけに留まらないだろう。バイエルン・ミュンヘンに喫した2-8という大敗は、視覚的に痛いだけでなく、他の感覚も強く傷つける。
この結果は後世に語り継がれる。クレは強く後悔するだろう。なかなかお目にかかれない大失態におけるその感情は日に日に強くなるに違いない。2-8は、創設121年目を迎えたFCバルセロナ史上4番目の大敗であり、ヨーロッパレベルだと、これほどの大敗を経験したことは未だかつてなかった。
■5シーズン逃しているチャンピオンズリーグのタイトル
ヨーロッパの舞台におけるバルサのこれまでの最多失点数は、1962年に行われたインターシティーズ・フェアーズカップのバレンシア戦での6失点である。前述したように、今回の2-8以上の大敗は、1931年ラ・リーガでのアスレティック・ビルバオ戦での12-1、1940年ラ・リーガでのセビージャ戦11-1、1943年カップ戦でのレアル・マドリー戦での11-1という3度だけであり、80から90年前のものである。
そして今後も、エスタディオ・ダ・ルスでの屈辱をバルサが忘れることはないだろう。