【明治安田生命J1リーグ第10節】 2020年8月15日(土) 18:00キックオフ 横浜FC vs 湘南ベルマーレ […

【明治安田生命J1リーグ第10節】

2020年8月15日(土)

18:00キックオフ

横浜FC vs 湘南ベルマーレ

[ニッパツ三ツ沢球技場]

◆新システムでホーム初白星を【横浜FC】

厳しいJ2リーグを戦い抜いて昇格した横浜FCだが、J1の厳しい洗礼を受けている。ここまで9試合を戦い1勝2分け6敗。現在は5連敗中と苦しい状況に立たされている。

降格がない特殊なシーズンではあるが、やはりこの位置かと言われたくはないだろう。下平隆宏監督が仕込んだポゼッションサッカーが試合中に発揮できる部分はありながらも、フィニッシュの精度が低く、結果良い流れを渡して勝利に繋がらない試合が多すぎる状況だ。

前節のガンバ大阪戦では2-1と敗戦。終了間際の失点で敗れ、勝負弱さを露呈した。しかし、調子の良いG大阪相手にも戦えているのは事実。ゴールと勝利をキッカケとして掴みたいところだろう。

システムもこれまでの[3-3-2-2]から[4-4-2]へとシフト。湘南ベルマーレ相手に3バックにすることも考えられなくはないが、どういった結果をもたらすのか。ここでしっかりと結果を残せなければ、このまま悪い流れを引きずる可能性もある。

★予想スタメン[4-4-2]

GK:南雄太

DF:マギーニョ、伊野波雅彦、カルフィン・ヨン・アピン、袴田裕太郎

MF:松浦拓弥、佐藤謙介、瀬古樹、松尾佑介

FW:一美和成、斉藤光毅

監督:下平隆宏

◆変えられない悪い流れ、課題は守備からの攻撃【湘南ベルマーレ】

前節はサンフレッチェ広島相手に1-0で敗戦。これで3連敗となってしまい、最下位に位置している湘南ベルマーレ。残留を争い続けているチームの流れは簡単には変わらない。

今シーズンは高い守備強度を見せ、善戦する試合が多いものの、結果がついてこない。その課題は、数年続いている攻撃面の弱さだ。

強化した守備の部分は一定の結果を残し、ハイプレスを利用して主導権を握る時間帯も作れている。しかし、そこからの攻撃が結果に繋がらない。フィニッシュの精度の低さがすぐに上がることはないが、良い時間帯にいかに点を取れるかが重要となる。

3日前のYBCルヴァンカップでは、U-23チームで臨んできたG大阪相手にまさかの敗戦。この試合でも攻撃の稚拙さが散見され、チームの課題は明確だ。

今節はポゼッションを高める横浜FCが相手。プレスでボールを奪うことも重要だが、ポゼッションさせてカウンターを狙う策もある。降格がないシーズンだが、裏天王山を制して1つでも上を目指したい。

★予想スタメン[3-3-2-2]

GK:谷晃生

DF:岡本拓也、大岩一貴、大野和成

MF:古林将太、金子大毅、福田晃斗、鈴木冬一

MF:中川寛斗、松田天馬

FW:石原直樹

監督:浮嶋敏

※馬渡和彰は契約上の理由で出場不可