コロナ禍の影響で3月以来中断していた男子プロテニスツアーも、ようやく再開されそうだ。スタン・ワウリンカ(スイス)もトレーニングを再開。それも特別なフィットネスコーチとだ。ウェブメディアEsse…

コロナ禍の影響で3月以来中断していた男子プロテニスツアーも、ようやく再開されそうだ。スタン・ワウリンカ(スイス)もトレーニングを再開。それも特別なフィットネスコーチとだ。ウェブメディアEssentially Sportsが伝えた。【実際の写真】ワウリンカ「タフなワークアウト後の満面の笑み!」

ワウリンカは「タフなワークアウト後の満面の笑み!」とコメントをつけた写真をTwitterに投稿。そこに彼と一緒に写っているのは、ロジャー・フェデラー(スイス)の13歳の時からのフィットネスコーチ、ピエール・パガニーニ氏だ。

フェデラーは現在膝の手術からの回復中なので、激しいトレーニングはまだ無理だろう。それでパガニーニ氏はワウリンカのトレーニングを引き受けたのだろうか。ワウリンカは間もなく実戦に復帰する。そのために万全の準備をしなければならない。

ワウリンカはチェコのプラハで行われるチャレンジャー大会にエントリーしている。大会は8月17日に始まり、誰もがワウリンカのプレーを再び見ることを楽しみにしている。

しかしアメリカでの新型コロナウイルス感染者数の多さや、大会に関する様々な不確実性からワウリンカは今年の「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/8月31日~9月13日/ハードコート)は不出場を決めた。それは残念なことではあるが、ワウリンカは恐らく「全仏オープン」(フランス・パリ/9月27日~10月11日/クレーコート)への出場を考えていて、それがプラハでのクレーコートの大会に出場する理由ではないだろうか。

ワウリンカは2015年に「全仏オープン」で優勝している。今年はどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみだ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2015年「全仏オープン」でのワウリンカ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)